パリで出逢った ソウルメイト
男と男の約束
「リサ!」

「ママ、パパ!」

「元気にしてたリサ、パリの生活には慣れた?
大学はどう?困ってる事はない?」

「うん。良介おじさんとカトリーヌおばさんに凄く良くして貰ってて2人にお世話になりながら何とかやってるし、食事もしっかり食べてるから体重も元に戻ったよ。」

「そう。良かった…本当に良かった……」

ママは涙ぐんでいた。

パパが優一さんに気付いて話しかけた。

「優一君、久しぶりだな〜春からパリ支店長になるって良介に聞いたぞ。立派になったなぁ
圭介にいちゃんも喜んでるだろう
今日は迎えに来てくれてありがとう。」

「栄太おじさんお久しぶりです。
ご無沙汰ばかりで申し訳ありません。
今日は仕事も休みですし夕食にオレも招待してもらってたので良介おじさんにはご馳走作りに専念して貰う事にしました。

良介おじさんもカトリーヌおばさんも
栄太おじさんとエマさんが来るのを首を長くして凄く楽しみに待ってますから行きましょうか
荷物はオレが持ちますね駐車場はこちらです」

大きなスーツケース2個を優一が転がし小さなスーツケースを栄太が持つ 

「おーいエマ、リサ行くよ。」と声を掛けた。

「はーい。」

4人が駐車場へ向かって歩き出していた。

その様子を飛行機から降りて来た日本人たちは、
美形な4人を芸能人? 映画俳優か女優?
と思い4人の姿を見ている人もいた。
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