パリで出逢った ソウルメイト
優一さんから、すぐに電話がきた。

「リサ!ヤッタぞ! 全部売れた!」

「うん。見てたよ!良かった〜お疲れ様。
本当に良かった… おめでとう…」

リサは、優一がマルセイユに出張したり、
製造元に商品の値段交渉や出荷確認など、
頑張っていた姿を思い出し、泣いていた。

「リサ、泣いてる? ありがとう。
リサが、支えてくれたからだよ。
本当にありがとうな。オレの女神サマ!」

「今日、これからこっちに来るの?」

「うん。リサの顔見てから実家帰る。
タクシーに乗ったら、また電話するな!」

「うん。 待ってるね。」


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