パリで出逢った ソウルメイト
大きなドラが鳴り、船がピレウス港を出航した!

客室は、ベランダも付いて広々したスイートルームだ!  

「わぁ!スゴイ!優一さん、本当にいいの?」

「久しぶりにリサの面白い顔見た!大丈夫だよ一生で一度の新婚旅行なんだからさ!」

「もう! 笑わないでないよ〜。
確かに一生に一度だけど、指輪もそうだけど無理してない? 大丈夫?」

「大丈夫だよ。金の心配はしなくても大丈夫。さぁ、クローゼットに荷物を入れよう。」

「うん。」

「それより、さっきのおばあちゃん大丈夫かなぁ
まぁ、船の中には医者もいるし大丈夫だろう」

「そうだよね。折角の旅行だから早く良くなるといいけど…」

「ミコノス島までの間に昼食だな。
朝早かったし腹減ったな〜 食事はタダだぞ!
いっぱい食っても良いんだからな!」

「食べ過ぎて太りそうだね! ふふふ。」

「オレは、どんな姿になろうとリサを愛してるから美味しいものたくさん食べよう」

「うん!」

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