パリで出逢った ソウルメイト
守りたいモノ
優一から電話が掛かってきた。
「リサ!正式な契約交わしたぞ。さっきスミス会長宅でホームパーティーが終わってホテルに戻ったとこ。
そっちは変わりない?大丈夫?」

「うんお疲れ様!契約おめでとう。
今日、美咲が泊まるんだったけど〜急用で帰ったの。
優一さんが帰って来る頃には、きっと良い報告が聞けるて思うよ〜 ふふふ。」

「そうかあ。美咲ちゃんも結婚かあ〜。
そうそうメアリー夫人がリサに会いたがっててさ〜
来年の夏に会長と日本へ遊びにくる事になったんで、
うちにステイしてもらう約束したんだ!

"貴方達は、私の命の恩人よ" ってエラく感謝されたから、スゲェ照れたわ。」

「そうだよね。当たり前の事したのにね〜そんなに感謝されると照れるよね。
でも、元気になって良かった…。」

「本当だな。明日売場見学したら日本へ戻るからな。お土産買ってくし待っててな。
お袋の事もヨロシクな!」

「うん。気をつけて帰って来てね。
パパが迎えに行くからネ!」

「わかった。じゃあおやすみリサ、愛してるよ」

「私も愛してる。じゃあねおやすみなさい。」

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