パリで出逢った ソウルメイト
美咲と話しをしてたら玄関のベルが鳴った。

優一さんが来たようだ。

「皆さん遅くなってすみません。
明日はクリスマス休みの会社が多いからさ
今日中に連絡とか確認しなきゃいけなくて少し残業だった。」

「お疲れ様優一。
こちらリサの大親友の佐々木 美咲ちゃん。

美咲ちゃん、コイツはオレの兄貴の息子で甥っ子の岡田 優一。 
クローバー商事のパリ支店に勤務してるんだ。

今回は、美咲ちゃんも市場調査の協力してくれるんだってな〜ありがとな。」

美咲は、スーツ姿の優一を見て目を見開き口をポカーンと開けてフリーズしていた。

「おーい。美咲ちゃん!大丈夫?」
と優一さんが美咲の顔近くで手を振った。

ハッと! 我に返った美咲が今度は優一さんに向かって指を差し

「えー!こんなハイスペックイケメンがサラリーマン?
えー 優一さんってサイボーグ?
えっ、えっ、
こんなイケメンが世の中にいるなんて信じられん
世の中はどうなってるんだ〜」
っと興奮して叫んだ

みんな美咲の興奮している姿を見て笑い出した。

指差されている優一さんが一番笑い転げて
「美咲ちゃんサイコー‼︎疲れがぶっ飛んだわ」

これが美咲と優一さんのご対面だった。
    


 
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