パリで出逢った ソウルメイト

「美咲ちゃんから買い物バックっていう閃きが出たから何でも思いついた事を話ししてみてくれる？」

「はい。こっちに来てスーパーでは、
外人さん達はみな買い物バックに買った商品を入れていたんてす。

日本ではお店のレジ袋でしょう？

でも、最近日本でもビニールやプラスチックは環境破壊に繋がるって浸透してきてるし、
海の魚たちもビニールを飲み込んで死んでるらしいんです。

日本でもレジ袋が有料になるみたいなんですよ
だから、今のうちに可愛い買い物バックを店頭で売れば"この店はエコにも力を入れている"
と会社やお店のイメージアップにもなるし…　

そして外人さん達は色んな柄とか素材とか楽しんでるように見えたんです。　

日本人の女の子にウケそうな可愛いのとか…
主婦やOLさんにはオシャレなのとか…
柄が沢山あると良いなと思いました。」


「そうかあこっちは買い物バックで買い物。
日本はビニールのレジ袋ねー。
良い着眼点だねリサはどう思う？」

「うーん。私はこっちにいるから買い物バックが当たり前になってて〜
確かパリのスーパー独自のデザインの物は、1000円前後だったと思う…
価値が付けばナイロン製でも高く売れるよね。」


「価値が付けばかあ…うーん。ありがとう。
買い物バックで企画案を年明けに出してみるな。
どこのバックを輸入したいかを詰めてみるわ、
おすすめとかある？」

「私はおととい、リサと行ったスーパーのが色んな柄があって悩んでたんです。

悩んだという事は、一つではなく他にも欲しい柄があったという事で…
1人が１個か2個買ってくれたら…
会社は儲けると思います！」

「私は女子力低いから良くわからないけど、
買い物以外にも使いたくなるものとかかな。」


「マジで2人ともありがとう。
イヤ〜女子視点はやっぱりオレらと違うなぁ〜」