パリで出逢った ソウルメイト
入口から 美咲が 入ってきた。
「リサ…何かあった?私にはわかるんだからね!
絶対に2人は、何かあったでしょう?」

「あのね、美咲…私と… 」

「リサ、待って。
美咲ちゃんにはオレから報告させて。」

「ふぅ〜美咲ちゃん、オレさリサに告白して
結婚を前提で付き合う事になったんだ。」

「本当?やっぱり2人は、両想いだったんだ〜
良かったネ!リサ。
2人共おめでとう!結婚式は呼んでよ〜!  
そうだ。
優一さんリサの大親友として一言。
優一さん、リサの事絶対悲しませないって
私と 約束して下さい! 
約束やぶったら、優一さんを打ちのめしに行きますから! 
その時は、覚悟して下さいね! 
そして、リサを幸せにしてあげて下さい。
リサの事、宜しくお願いします。」

そして、美咲は、優一さんに頭を下げポロポロ涙を流した。
そんな友達想いの美咲を見て、私も泣いていた。

「美咲〜 いつも私を大切に想ってくれてありがとう。本当にありがとう…」

「美咲ちゃん、オレにとってリサはめちゃめちゃ 愛おしい特別な女性なんだ。
リサの事一生愛し抜くから
オレ達をこれからも見守って下さい。
宜しくお願いします。」

優一さんは美咲に深々と頭を下げた。

私の事をこんなに大切に想ってくれている2人に感謝の気持ちでいっぱいだった。
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