友達から恋人になる方法
「はあ、お腹いっぱい」


「ねー。おいしかった」


たこ焼き、クレープ、焼きそば、お好み焼き、いっぱい食べた。


「あ、あれ弥生くんじゃない?」


そっちを見れば、そこにはゆうの姿があった。


「あ、ほんとだ!」


私は、由依を見つめた。


「ふふっ、行っておいで」


「うん!」


あたしは、ゆうのところまで駆け寄った。


「ゆう!」


私に気づいたゆうは、こっちを見て笑ってくれてる。


「なる、お化け屋敷行かない?」


「私が怖いの嫌いなの知ってるでしょ?」


「ははっ。うん」


そう言うと、顔を見合わせて笑い合った。
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