友達から恋人になる方法
「くっそ。じゃあ、手っ取り早く。俺は、由依が好きだ。小さい頃からずっと」


この2人小さい頃から、両想いなんだ。


しかも、両方とも気付いてない。


「うん。それで?」


ゆうは、聞きたいとこはそこじゃないと言わんばかりに促す。


「由依に告白しようか迷ってる」


私は、肩を落とした。


決意したんじゃないんだ。


望、肝心なことは決められないタイプじゃん。


「で、どうしたらいい?」


私たちに助けを求めた望を私とゆうは、冷たい目で見る。


「自分が言いたいんなら、言えばいいと思う。まあ、俺は勢いで言ったけど」
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