友達から恋人になる方法
「えっ?」


驚いて、行動にも移せなかった。


「おいし。疲労はうつらないから大丈夫。それになるがはじめてくれたチョコなら食べたい」


「ううっ……」


熱で精神が弱ってることもあって、私は言い返すこともできずにただ涙を流した。


「なる、ありがとう」


「ゆう、優し、すぎる、よお……」


そう泣くと、ゆうは優しく抱きしめてくれる。


「あんまり、甘や、かさない、でよお」


頭を撫でながら、ゆうは優しく話してくれる。


「大好きな彼女なんだから、いくらでも優しくするし、いくらでも甘やかすよ。甘え方をなるがわかるようになるまで」
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