癖が抜けないだけ
そうしているうちにどうやら寝てしまっていたらしい。
それでも手にはrtéくんのアクリルキーホルダーを握ってあって、ことごとく自分を嫌いになった。
こんなに泣いてもこれからまた彼らを好きになれる…彼らと共にいられる気はしなかった。
何となく、自分のことだからか理解出来た。
「このグッズどうしようか…。さすがに捨てられないよ。」
rtéくんのアクリルキーホルダーをそっと撫でる。涙の跡が着いているのはカバーだけのようだからカバーを付け替えれば大丈夫だろう。
上を見ると、rtéくんのはもちろんアルバくん、律之くん、りうくん、楽⚡くん、皆がいた。
『もし、お前が俺たちと共に居られなくなっても今までお前が俺たちと共に生きてきたことは変わらないから。たまに思い出せよ。こんなヤツらがいたなって、まだ生きてんのかなって。10年後にでもまた顔だせよ。…初めてリーダーらしいこと言ったかもしれない。』
アルバくんの声が鮮明に蘇ってくる。
「ありがとうございました。これからWith Youと、共に行く人々に明るい未来があることを願っております。」
こんなところ見られたら完全に変人だ。だけど今は誰もいないからいいだろう。これが最後に私に出来る精一杯だから。
それでも手にはrtéくんのアクリルキーホルダーを握ってあって、ことごとく自分を嫌いになった。
こんなに泣いてもこれからまた彼らを好きになれる…彼らと共にいられる気はしなかった。
何となく、自分のことだからか理解出来た。
「このグッズどうしようか…。さすがに捨てられないよ。」
rtéくんのアクリルキーホルダーをそっと撫でる。涙の跡が着いているのはカバーだけのようだからカバーを付け替えれば大丈夫だろう。
上を見ると、rtéくんのはもちろんアルバくん、律之くん、りうくん、楽⚡くん、皆がいた。
『もし、お前が俺たちと共に居られなくなっても今までお前が俺たちと共に生きてきたことは変わらないから。たまに思い出せよ。こんなヤツらがいたなって、まだ生きてんのかなって。10年後にでもまた顔だせよ。…初めてリーダーらしいこと言ったかもしれない。』
アルバくんの声が鮮明に蘇ってくる。
「ありがとうございました。これからWith Youと、共に行く人々に明るい未来があることを願っております。」
こんなところ見られたら完全に変人だ。だけど今は誰もいないからいいだろう。これが最後に私に出来る精一杯だから。