オレンジ色のお姫様



甘いもの苦手なのになんで買ったんだろう...?


「...妃と一緒のもの食べたかっただけ」


そう、海世くんは少し頬を染めて、恥ずかしそうにそっぽを向いた


私ばかり海世くんに照れて、あまり見れない海世くんの照れた顔が可愛くて、小さく笑ってしまった



「妃、そろそろ行こ」

「あ、うん!」


いちごあめを食べ終わった私たちは、また手を繋いで出店を見て回ることに




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