オレンジ色のお姫様



な、なんで私...!!

ど、どうしよう...!


と、1人でオロオロと慌てているうちに、他の走者も箱にたどり着いていた


こ、こうなったら頑張るしかない...!

私は一直線にクラスの元へと走っていき









「海世くん!」



その、大好きな人の手を取った




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