腹黒幼馴染、天使を捕獲する。
よし。
社長の横に並んでもおかしくないよね?
「光? 用意できたか?」
「あ、はい。こんな感じで……」
「お! めちゃくちゃ可愛いじゃないか〜。
その色似合っているね」
「フフフ……ありがとうございます。
社長も、いつも通り素敵ですよ」
くすんだピンクのネクタイに、同色のポケットチーフ。これはお母さんから美央叔母さんに、私の今日のドレスの色がちゃんと伝わっているな。
「……私達、並んだら兄妹に見えるかしら?」
「そうか? 親子じゃない?」
「まあ、どう見ても私達血縁者ですからね。
持っている色合いが全く同じだもの。
でも、親子には見えないと思いますよ?
社長、めちゃくちゃ若く見えますから」
「嬉しいこと言ってくれるね。
うん。光も恵も長谷川家の血が濃いよね。
色素が薄い」
社長の横に並んでもおかしくないよね?
「光? 用意できたか?」
「あ、はい。こんな感じで……」
「お! めちゃくちゃ可愛いじゃないか〜。
その色似合っているね」
「フフフ……ありがとうございます。
社長も、いつも通り素敵ですよ」
くすんだピンクのネクタイに、同色のポケットチーフ。これはお母さんから美央叔母さんに、私の今日のドレスの色がちゃんと伝わっているな。
「……私達、並んだら兄妹に見えるかしら?」
「そうか? 親子じゃない?」
「まあ、どう見ても私達血縁者ですからね。
持っている色合いが全く同じだもの。
でも、親子には見えないと思いますよ?
社長、めちゃくちゃ若く見えますから」
「嬉しいこと言ってくれるね。
うん。光も恵も長谷川家の血が濃いよね。
色素が薄い」