腹黒幼馴染、天使を捕獲する。
「……あのー。2人って…」
「なんだ、光、付き合ってたんだ。
さっきの心配は何だったんだよ。
聖くんは知ってるのか?
いや、知ってるわけないな。
見合いの話、持ってくるくらいだもんな」
ピクッと賢人の眉が動いた。
お、叔父さん!
何で余計なこと言うのよっ!!
「………見合いって、何ですか?」
ひぃー
この声は……怒ってる?
なんて理不尽なんだ。
私、何もしてないのに!
「あれ? 聞いてない?
高校の先輩の話。
聖くんの下にいるらしいよ、今。
江上って先生。
賢人知ってるか? 学年被ってる?」
「………江上…
2つ上ですね。覚えています」
あ〜もうっ!
叔父さん黙って!
「ね、ねぇ!
お、お腹空いてるんでしょう?
出よう!?
あ、じゃあ、櫂人さん! 叔父さん!
失礼しまーす」
逃げよう。
とりあえずこの場から退散だ!
しかし……
ガシッ、と斎叔父さんに肩を掴まれる。
「……光?
もう急いで帰る必要なくなったんじゃない?
……櫂人、賢人にピザ焼いてやってよ。
賢人、俺の奢り。
明日休みなんだろ?
ちょっと飲もうぜ」
「……じゃあ、お言葉に甘えて。
いただきます」
そう言って、カウンターに座った。
「で、今の話、詳しく教えてください」
ひぃー……
「なんだ、光、付き合ってたんだ。
さっきの心配は何だったんだよ。
聖くんは知ってるのか?
いや、知ってるわけないな。
見合いの話、持ってくるくらいだもんな」
ピクッと賢人の眉が動いた。
お、叔父さん!
何で余計なこと言うのよっ!!
「………見合いって、何ですか?」
ひぃー
この声は……怒ってる?
なんて理不尽なんだ。
私、何もしてないのに!
「あれ? 聞いてない?
高校の先輩の話。
聖くんの下にいるらしいよ、今。
江上って先生。
賢人知ってるか? 学年被ってる?」
「………江上…
2つ上ですね。覚えています」
あ〜もうっ!
叔父さん黙って!
「ね、ねぇ!
お、お腹空いてるんでしょう?
出よう!?
あ、じゃあ、櫂人さん! 叔父さん!
失礼しまーす」
逃げよう。
とりあえずこの場から退散だ!
しかし……
ガシッ、と斎叔父さんに肩を掴まれる。
「……光?
もう急いで帰る必要なくなったんじゃない?
……櫂人、賢人にピザ焼いてやってよ。
賢人、俺の奢り。
明日休みなんだろ?
ちょっと飲もうぜ」
「……じゃあ、お言葉に甘えて。
いただきます」
そう言って、カウンターに座った。
「で、今の話、詳しく教えてください」
ひぃー……