腹黒幼馴染、天使を捕獲する。
「うんうん。理解した」
軽っ!
「なら、なんでそんなぶっ飛んだ思考になる?俺、光がファーストキスの相手だって言ったよな? あの夜中の公園で」
「うんうん。もちろん覚えているよ」
「……。
それで、俺はどこかに通うところのある、平安時代の殿方なのか?」
「……でも、大学時代も、もちろん社会人になってからも、ずっと一緒にいたわけじゃないわ。うちに来ない日は…」
「バイトしてた。
俺、光に食費入れてたよな?…ずっと。
お前んちで過ごす、最低限の礼儀だ。
高校の時は、家の手伝いしか出来なかった。
大学に入ってからは、家庭教師を掛け持ちしてた。知ってるだろ?
それと、夜間のバイトもしてた。
これは……言ってなかった。
事情が事情なだけに」
「事情?」
「……まあ、今なら言っても問題ないか。
rockabillyを手伝ってたんだ」
「 rockabillyを?
知らなかった……」
軽っ!
「なら、なんでそんなぶっ飛んだ思考になる?俺、光がファーストキスの相手だって言ったよな? あの夜中の公園で」
「うんうん。もちろん覚えているよ」
「……。
それで、俺はどこかに通うところのある、平安時代の殿方なのか?」
「……でも、大学時代も、もちろん社会人になってからも、ずっと一緒にいたわけじゃないわ。うちに来ない日は…」
「バイトしてた。
俺、光に食費入れてたよな?…ずっと。
お前んちで過ごす、最低限の礼儀だ。
高校の時は、家の手伝いしか出来なかった。
大学に入ってからは、家庭教師を掛け持ちしてた。知ってるだろ?
それと、夜間のバイトもしてた。
これは……言ってなかった。
事情が事情なだけに」
「事情?」
「……まあ、今なら言っても問題ないか。
rockabillyを手伝ってたんだ」
「 rockabillyを?
知らなかった……」