腹黒幼馴染、天使を捕獲する。
「プロポーズの後、
『賢人はモテるでしょう?
うちに来ている時以外にも過ごす場所があっても、当然かなって、思ってたから。
平安時代の殿方みたいに。
あ、別にいいのよ?
でも……これからはうちだけにしてほしいかな』
そう言われたらしい」
「…ブッ! な、なんだそれ⁉︎」
「斎、ワイン飛んだ。
ほら、これで拭けよ」
「あ、あぁ。悪い。
……光の思考が吹っ飛んでるから……」
「俺も、衝撃的過ぎてセリフ覚えてしまったよ。賢人、そんな風に思われていると思ってなかったみたいでな。
信用されていなかったって言うより、不安にさせてたんだって、あいつも初めて気付いたんだよ。
それで、当時のことを話したらしい」
「なるほどなぁ……
光って鈍感なのか、健気なのか…
まあ、結婚前にわだかまりが残ったままじゃなくて良かったな」
『賢人はモテるでしょう?
うちに来ている時以外にも過ごす場所があっても、当然かなって、思ってたから。
平安時代の殿方みたいに。
あ、別にいいのよ?
でも……これからはうちだけにしてほしいかな』
そう言われたらしい」
「…ブッ! な、なんだそれ⁉︎」
「斎、ワイン飛んだ。
ほら、これで拭けよ」
「あ、あぁ。悪い。
……光の思考が吹っ飛んでるから……」
「俺も、衝撃的過ぎてセリフ覚えてしまったよ。賢人、そんな風に思われていると思ってなかったみたいでな。
信用されていなかったって言うより、不安にさせてたんだって、あいつも初めて気付いたんだよ。
それで、当時のことを話したらしい」
「なるほどなぁ……
光って鈍感なのか、健気なのか…
まあ、結婚前にわだかまりが残ったままじゃなくて良かったな」