腹黒幼馴染、天使を捕獲する。
キスマークの謎
小学校の時から使っている自室に戻ると、メグが女子会の準備をしてくれていた。
あ、浅漬けのきゅうりに梅干し。
チーたらもあるじゃない!
気が利くなぁ。
「お姉ちゃん、寒くない?
そのカッコ」
「んー、この辺りにパーカーがあったはずなんだけどな…」
「ん? ねぇ……お姉ちゃん、背中がなんか赤くなってるよ?」
「え? 背中?
タオルで擦り過ぎたのかな…」
「……お姉ちゃん。
コレ、めちゃくちゃ見覚えあるわー」
「え、何?
湿疹? 虫刺され?」
「コレと同じものよ」
そう言って、メグのパーカーに隠れていた首元をめくって見せた。
「ん? あ、メグ!
これ鉄平に付けられたんでしょ!」
そこにあったのはどう見てもキスマーク。
鉄平ったら、もう婚約してほぼ同棲してるのに、まだこんなことしてるのか。
メグが浮気するわけないのになぁ……。
本当に独占欲強いんだから。
あ、浅漬けのきゅうりに梅干し。
チーたらもあるじゃない!
気が利くなぁ。
「お姉ちゃん、寒くない?
そのカッコ」
「んー、この辺りにパーカーがあったはずなんだけどな…」
「ん? ねぇ……お姉ちゃん、背中がなんか赤くなってるよ?」
「え? 背中?
タオルで擦り過ぎたのかな…」
「……お姉ちゃん。
コレ、めちゃくちゃ見覚えあるわー」
「え、何?
湿疹? 虫刺され?」
「コレと同じものよ」
そう言って、メグのパーカーに隠れていた首元をめくって見せた。
「ん? あ、メグ!
これ鉄平に付けられたんでしょ!」
そこにあったのはどう見てもキスマーク。
鉄平ったら、もう婚約してほぼ同棲してるのに、まだこんなことしてるのか。
メグが浮気するわけないのになぁ……。
本当に独占欲強いんだから。