腹黒幼馴染、天使を捕獲する。
部屋の前に着いた時、突然ガチャガチャと音がして、中から扉が開いた。
突然開いたから驚いたけど、鍵を持っているのは、両親と賢人だけ。
何の連絡もなしに両親が来るわけないので、賢人だとすぐ分かった。
「光!
遅いから駅まで迎えに行こうかと思って……。
……この人誰?」
「あ、サークルの先輩なの。
家が近くで一緒に帰ってきたの。
トイレをお貸ししようと思って」
「はぁ?」
「弟さん?
なんだ、一緒に住んでるんだったら言ってよ。一人暮らしじゃなかったんだ」
弟ではないんだけど、説明するのも難しい。
突然開いたから驚いたけど、鍵を持っているのは、両親と賢人だけ。
何の連絡もなしに両親が来るわけないので、賢人だとすぐ分かった。
「光!
遅いから駅まで迎えに行こうかと思って……。
……この人誰?」
「あ、サークルの先輩なの。
家が近くで一緒に帰ってきたの。
トイレをお貸ししようと思って」
「はぁ?」
「弟さん?
なんだ、一緒に住んでるんだったら言ってよ。一人暮らしじゃなかったんだ」
弟ではないんだけど、説明するのも難しい。