復讐の哀姫
あいにく、律と碧はいない。


1人で床に落ちたペンを拾っていると_


「…はい、これ」


そう言って1人の女の子が渡してくれた。


『…ありがとう』


ニコッと笑った彼女は拾い終わると、席に戻った。


私の2個前が彼女の席。


休み時間になると、さっきの彼女がやってきた。
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