復讐の哀姫
来ると思ってたけど、きて欲しくなかったな。


『なに?何の用?』


「ちょっと面かせよ」


零の冷たい視線が突き刺さる。


はぁ…めんどくさいけど、いかなきゃもっとめんどくさくなるよね。


そう思った私はついていくことにした。


バタンッ


冬だからか、吹き抜ける風が冷たい。
< 145 / 195 >

この作品をシェア

pagetop