復讐の哀姫
コンコン


「…はい」


中から声が聞こえ、小林先生と一緒に入る。


椅子に座って待ち構えていた人は、男の人で、30代後半。


『…南 千夏です。よろしくお願いします』


「私は九条 誠だよ。よろしくね」


すっごく優しそうな雰囲気が醸し出てる。


「南さん?って言ったかな。君はSクラスだからね」


Sクラス?なにそれ。
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