復讐の哀姫
誰もいない家の中にポツリと響き渡った。


私はいつも歩いて通学してる。


15〜20分ぐらい?


正門が見えてくると、誰か待ち構えていた。


「ちーちゃーん!」


…律と碧だ。それに今日は瞬もいる。


『みんな、おはよ!』


わざと明るく接する。


なんでかって?これも作戦だから。


お姉ちゃんのためならなんだってする。
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