復讐の哀姫
そう決めたの。


「…じゃあ行くか」


え、どこに?とは言わなかった。


だいたいの予想はついてた。


_屋上。


「きっもちー!」


まだ少し風は冷たい。


『なんで屋上に連れてきたの?』


「…あのあとみんなで話し合って決めたんだ。千夏、お前を2人目の姫にするって」
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