復讐の哀姫
復讐を実行するため、瞬の手を握った。


胸がチクリと痛んだことには気づかないフリをした。


…お姉ちゃん、わたし頑張るから。


しばらくしてからみんなきた。


もちろん、お姫様も。


「話ってなに?」


奏太がなにか分かりきったように聞く。


「千夏を、2人目の姫にすることにした」


「やっぱり。そうだと思った」


とうの姫は…というと?
< 60 / 195 >

この作品をシェア

pagetop