復讐の哀姫
「女子会とかするつもりさらさらないし。ってか姫やめて?」


想像以上にはっきりいうね、この子。


『そんなんで辞めるほどか弱くないよ?わたし』


そういうと、彼女は唇を噛んだ。


「せっかく忠告してあげたのに。それじゃあ前の姫と一緒だね」


『前の姫も花音ちゃんが?』


「クスっそうだよ。そしたらあの女、一瞬でいなくなってさ〜清々したよ」


つくづく最低。


『…なにが目的なの?』
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