HONEYBEE(2)~ハイスぺ社長と二度目のウエディングベル~
父と娘の初対面
「は、初めまして…宇佐美充斗と申します…以後お見知りおきを…」
緊張のせいか彼の喋り方が可笑しく思わず笑ってしまった。
「社長…莉緒ちゃんに敬語使っても仕方がないですよ…」
柏原さんに注意され、素直に謝った。
「そうだな…すまない、柏原」
「かーちゃんのおともだち?」
「そうだよ…お友達だ…莉緒ちゃん」
私は初めて充斗に莉緒を紹介した。
場所は駅前の『らく寿司』
「えーとウサたんだっけ?ママ」
「一回で名前憶えられたね…いい子いい子。莉緒」
「いや、全然憶えてないぞ…俺は宇佐美充斗だ。莉緒ちゃん」
「ウサたんでいいじゃない…一ノ瀬社長の子供たちにもそう呼ばれてるんでしょ?」
「そうだけど…」
「・・・そんな細かいコトは気にしないで…社長、食べましょう。初めての回転寿司」
充斗にとっては初めて回転寿司。目の前のレーンを回っていくお寿司に釘付け。
「面白いな…動画に撮ろう」
スマートフォンでレーンの寿司を撮影し始める始末。
「充斗!?何してるの?」
「うさたん、たべよ」
「あ…そうだな…莉緒ちゃんがそう言うんなら食べよう…」
充斗は莉緒に言われ、目の前のマグロの寿司皿に手を伸ばした。
「莉緒と同じで充斗もマグロ好きね…」
「そっか…莉緒ちゃんもマグロがスキか…パパもマグロがスキだ」
「パパ?」
「あ、いや…実は莉緒ちゃん…君のママとお付き合いさせてもらってんだ。ゆくゆくは君のパパになりたいと考えてる…どうだろうか?」
「充斗!?莉緒にはまだ言わないでって頼まなかった?」
私は充斗を睨んで抗議した。
緊張のせいか彼の喋り方が可笑しく思わず笑ってしまった。
「社長…莉緒ちゃんに敬語使っても仕方がないですよ…」
柏原さんに注意され、素直に謝った。
「そうだな…すまない、柏原」
「かーちゃんのおともだち?」
「そうだよ…お友達だ…莉緒ちゃん」
私は初めて充斗に莉緒を紹介した。
場所は駅前の『らく寿司』
「えーとウサたんだっけ?ママ」
「一回で名前憶えられたね…いい子いい子。莉緒」
「いや、全然憶えてないぞ…俺は宇佐美充斗だ。莉緒ちゃん」
「ウサたんでいいじゃない…一ノ瀬社長の子供たちにもそう呼ばれてるんでしょ?」
「そうだけど…」
「・・・そんな細かいコトは気にしないで…社長、食べましょう。初めての回転寿司」
充斗にとっては初めて回転寿司。目の前のレーンを回っていくお寿司に釘付け。
「面白いな…動画に撮ろう」
スマートフォンでレーンの寿司を撮影し始める始末。
「充斗!?何してるの?」
「うさたん、たべよ」
「あ…そうだな…莉緒ちゃんがそう言うんなら食べよう…」
充斗は莉緒に言われ、目の前のマグロの寿司皿に手を伸ばした。
「莉緒と同じで充斗もマグロ好きね…」
「そっか…莉緒ちゃんもマグロがスキか…パパもマグロがスキだ」
「パパ?」
「あ、いや…実は莉緒ちゃん…君のママとお付き合いさせてもらってんだ。ゆくゆくは君のパパになりたいと考えてる…どうだろうか?」
「充斗!?莉緒にはまだ言わないでって頼まなかった?」
私は充斗を睨んで抗議した。