HONEYBEE(2)~ハイスぺ社長と二度目のウエディングベル~
「カラダが資本だからな…」
「それは分かっています。院長、アドバイスありがとうございます。院長と瑞希さんの挙式当日までには頑張って体調を整えて、二人の門出をお祝いしますので、心配しないで下さい」
「此処まで、来れたのは水瀬さんのおかげだ。医者仲間も大勢来るし、倒れた時は誰かが診てくれるさ・・・なぁー…瑞希」
高木院長は隣に座る瑞希さんに相槌を求める。
「そうよ…水瀬さん」
「倒れた時って…絶対に倒れません!!私が倒れたら…誰が挙式進行するんですか…縁起の悪いコト言わないで下さい…院長」
瑞希さん兄の一ノ瀬社長の挙式披露宴からもう一年近くが流れていた。
二人の間に産まれた息子・瑞也君は重い心臓病。
それでも、二人は明るく振舞い、ようやく神の御前で挙式をする。
そんな二人の挙式披露宴。
私は、ウエディングプランナーとして二人の挙式を最後まで見守る義務がある。
「それは分かっています。院長、アドバイスありがとうございます。院長と瑞希さんの挙式当日までには頑張って体調を整えて、二人の門出をお祝いしますので、心配しないで下さい」
「此処まで、来れたのは水瀬さんのおかげだ。医者仲間も大勢来るし、倒れた時は誰かが診てくれるさ・・・なぁー…瑞希」
高木院長は隣に座る瑞希さんに相槌を求める。
「そうよ…水瀬さん」
「倒れた時って…絶対に倒れません!!私が倒れたら…誰が挙式進行するんですか…縁起の悪いコト言わないで下さい…院長」
瑞希さん兄の一ノ瀬社長の挙式披露宴からもう一年近くが流れていた。
二人の間に産まれた息子・瑞也君は重い心臓病。
それでも、二人は明るく振舞い、ようやく神の御前で挙式をする。
そんな二人の挙式披露宴。
私は、ウエディングプランナーとして二人の挙式を最後まで見守る義務がある。