HONEYBEE(2)~ハイスぺ社長と二度目のウエディングベル~
「仕事は忙しいのか?」
「うん、まぁ」
CAを目指したのは、副操縦士として空を飛び回る凛太郎さんの影響が大きかった。
航空会社は違ったけど、同じ業界で働く者同士。
私は色々と凛太郎さんに相談した。
「・・・凛太郎さんもいい年だけど…結婚しないの?」
「・・・何だよ!?いきなり…」
今まで涼しげな顔で話していた凛太郎さんの眉は不機嫌に歪む。
「ゴメン…莉緒のパパ役をしてくれるのは嬉しいけど…その…いつまでも…凛太郎さんに甘えるのも悪い気がして…」
「もしかして…葵…スキな男でもできたのか?」
「え、あ…そうじゃないけど…」
「なら、いいじゃん…俺はスキで莉緒ちゃんのパパになってるんだ…」
「凛太郎さん…」
「お前さえ、良ければ…俺は葵と結婚してもいい…」
「えぇ~っ!!?」
凛太郎さんと私が結婚…
「私達従兄同士だし…」
「従兄同士は結婚出来るぞ…葵」
「で、でも・・・」
凛太郎さんの突然のプロポーズに私は頭の中で真っ白になり、返す言葉が見つからなかった。
「うん、まぁ」
CAを目指したのは、副操縦士として空を飛び回る凛太郎さんの影響が大きかった。
航空会社は違ったけど、同じ業界で働く者同士。
私は色々と凛太郎さんに相談した。
「・・・凛太郎さんもいい年だけど…結婚しないの?」
「・・・何だよ!?いきなり…」
今まで涼しげな顔で話していた凛太郎さんの眉は不機嫌に歪む。
「ゴメン…莉緒のパパ役をしてくれるのは嬉しいけど…その…いつまでも…凛太郎さんに甘えるのも悪い気がして…」
「もしかして…葵…スキな男でもできたのか?」
「え、あ…そうじゃないけど…」
「なら、いいじゃん…俺はスキで莉緒ちゃんのパパになってるんだ…」
「凛太郎さん…」
「お前さえ、良ければ…俺は葵と結婚してもいい…」
「えぇ~っ!!?」
凛太郎さんと私が結婚…
「私達従兄同士だし…」
「従兄同士は結婚出来るぞ…葵」
「で、でも・・・」
凛太郎さんの突然のプロポーズに私は頭の中で真っ白になり、返す言葉が見つからなかった。