HONEYBEE(2)~ハイスぺ社長と二度目のウエディングベル~
「でも、甘くないジンジャークッキーですけど」
「そうなんですか…甘いのが苦手な社長の為に…良く作っていましたね…」
「あ…憶えていらしゃるんですか?」
「憶えていますよ…だから…私も辛いんです…葵さん」
「…柏原さん…」
「・・・すいません…貴方と社長を引き離した張本人の俺が言うコトではないですね…」
「いえ…」
「じゃ私はこれで戻ります…明日…また…『LINE』しますね…」
柏原さんは踵を返し、早足で充斗達の元へと戻っていく。
「そうなんですか…甘いのが苦手な社長の為に…良く作っていましたね…」
「あ…憶えていらしゃるんですか?」
「憶えていますよ…だから…私も辛いんです…葵さん」
「…柏原さん…」
「・・・すいません…貴方と社長を引き離した張本人の俺が言うコトではないですね…」
「いえ…」
「じゃ私はこれで戻ります…明日…また…『LINE』しますね…」
柏原さんは踵を返し、早足で充斗達の元へと戻っていく。