のたお作品ショートストーリー
第1話、天羽桜花の気になる事(「四門メグへの手紙」より)
私には気になる事があるんです。
それは相棒、人狼のジルコーの事。
まだ相棒になって間もない彼ですけど。
これだけは確認しないと気が済まないんです。
だから、行動に移す事にしました。
ある夜、いつもの公園。
「ねぇ…ジルコー」
私は緊張した面持ちでジルコーに話しかけます。
「ちょっと…獣人態に変身してもらえませんか?」
「ああん?」
訝しげに私を見るジルコー。
「なんで?」
「いいから」
「何でだよ?」
「いいから!」
珍しく強い語気の私に、ジルコーは渋々頷きます。
「何だってんだよ、全く…」
月明かりの中、銀色の体毛に包まれた人狼へと変貌するジルコーの体。
私は意を決します。
いよいよ、気になっていた事を確認する時が来ました。
少し強引に彼の右手を掴み…!
「あぁ…人狼にもあるんだぁ…にくきう…ぷにぷに…」
「アホかおめぇは」
それは相棒、人狼のジルコーの事。
まだ相棒になって間もない彼ですけど。
これだけは確認しないと気が済まないんです。
だから、行動に移す事にしました。
ある夜、いつもの公園。
「ねぇ…ジルコー」
私は緊張した面持ちでジルコーに話しかけます。
「ちょっと…獣人態に変身してもらえませんか?」
「ああん?」
訝しげに私を見るジルコー。
「なんで?」
「いいから」
「何でだよ?」
「いいから!」
珍しく強い語気の私に、ジルコーは渋々頷きます。
「何だってんだよ、全く…」
月明かりの中、銀色の体毛に包まれた人狼へと変貌するジルコーの体。
私は意を決します。
いよいよ、気になっていた事を確認する時が来ました。
少し強引に彼の右手を掴み…!
「あぁ…人狼にもあるんだぁ…にくきう…ぷにぷに…」
「アホかおめぇは」