オフィスラブはじまってました
「……おやすみなさい」
と言って、ひなとは部屋に入り、鍵を閉めた。
その音を聞いて安心したように、隣の扉も閉まる。
柚月さんが変ですよ。
……いや、私も変ですよ。
柚月さんと別れてから、二時間。
電気もつけず、カーテンも閉めず。
なにもない部屋の真ん中で小さなポリバケツを握り締めて、見つめてる。
夢だったのでしょうか、なにもかも……。
いや、何処から?
朝、緒方さんと出かけたところから?
それとも、このポリバケツが当たったところから?
と言って、ひなとは部屋に入り、鍵を閉めた。
その音を聞いて安心したように、隣の扉も閉まる。
柚月さんが変ですよ。
……いや、私も変ですよ。
柚月さんと別れてから、二時間。
電気もつけず、カーテンも閉めず。
なにもない部屋の真ん中で小さなポリバケツを握り締めて、見つめてる。
夢だったのでしょうか、なにもかも……。
いや、何処から?
朝、緒方さんと出かけたところから?
それとも、このポリバケツが当たったところから?