君にずっと恋してる〜叶わない恋だとしても〜
胸が…嫌な音を立てた。
「あいつ…君に《好き》だって、告白するって。じっとしてらんないからって
張り切って早めに家を出てって」
…あの日、会えなかったあの日?
私と同じ事考えてたの?
私は、心臓がドクドクと速さをました。
一生懸命
落ち着かせながら話を聞いた。
「昨年5月くらいからリンちゃんのこと 気になって、リンちゃんが乗るホームに乗って。
君は全然気がついてなかったけど
12月事故の数日前くらいかな。。
急に急接近したって、話してたよ」
…あっ……
声にならない声が漏れた。
私は震えながら口に手をやった。
何故《好き》って伝えなかったんだろう…
もし…伝えていたら。
尋斗くんは…事故をしなかったかもしれない…。
涙が溢れて止まらなくなって
…うっ…うっ…うっ
必死に声を殺した。
彼が同じように思ってくれて…
馬鹿なのは私だ。
何にも知らないで…。
彼を責めたり、悲劇のヒロイン演じて
…
ごめんなさい…ごめんなさい…って
ありがとうって…伝えたい。
会いたい…会いたいよ…
とめどなく溢れる涙と泣き叫びたい心を
必死におさえた。
陽子が、チラリと私を見て
「あの…尋斗さんに会えませんか?」
…えっ?…
私の代わりに剛くんに話してくれたんだ。
私は、肩を震わせながら 涙で歪んでしか見えないけれど、陽子に目をやってから
剛くんを見た。
剛くんは、陽子を見たり、私を見たりしながら、少し顔を下にむけた。
ため息か呼吸を整えたのか ふーっ。と息を吐いてから、ワンテンポ置いて
また、私たちの方に顔を上げ
「…うん。尋斗も会いたいのかも…知れない。明日、また、連絡するよ」
私は、涙を拭いて目を見開き剛くんを見た。
「りんちゃん…。大丈夫?」
…うん。
震えてうまく声がでなくて
そううなずいた。
「ラインを交換していい?」
剛くんが、そういいながら携帯を取り出した。
自分では何も今はできそうにもなく
陽子に私の携帯を渡して
剛くんとライン交換をしてもらった。
「19時を回ってしまってた。ごめん。
また、僕からラインを入れるよ。
尋斗がきっと出逢わせてくれたんだ
」
剛くんの顔は
何かホッとしたかのような穏やかな顔をしていた。
「今日は、ありがとうございました!
明日、ご連絡お待ちしてます」
涙をこらえて、剛くんに精一杯返事した。
「うん。じゃまた明日」
そうゆうと剛くんは席を立ち 定員さんと何か話してから外に出て行った。
しばらく私は、呼吸を整えていた。
大きく深呼吸をしてから、陽子の方に顔を向けて
大丈夫!
とうなずいた。
陽子も軽くうなずいて、二人とも席を立った。
定員さんがそばに来て
「尋斗くんの知り合いなんだね。
今日は、来てくれてありがとう。お代は
今日は要らないよ」
「そっそんな!…だめです」
私は、鼻をすすりながら話した。
「剛くんさ、冷静よそおってるけど
かなり心痛めてたんだよな。
君があんなに泣いて、そん時の剛くんの顔。。。優しい目して、あんたを見てた。
代わりに泣いてくれた。って感じかな」
「えっ?それって?どうゆう意味?ですか?」
「しまった。余計な事ゆっちゃったかな?俺」
今日は、頭がパンクしそうで
店員さんの言葉は、ふわぁ〜と風に流されていくようだった。
「また、ミックスジュース飲みに来てね」
茶化すような口調で、
そうゆうやいなや、
私たちの背中を軽く押しながら入り口まで来て
「気をつけて帰るんだよ」
そう言って私の頭をポンポンと軽く触った。
今回は、甘えて
「ありがとうございました。
ご馳走様です。また、来ます!」
深く頭を下げ店を出た。
定員さんは、手を振り見送りしてくれた。
陽子は、そっと私の手を握りしめた。
いつもながらあったかい手。
私も 陽子の手を握り返し家へと向かった。
「あいつ…君に《好き》だって、告白するって。じっとしてらんないからって
張り切って早めに家を出てって」
…あの日、会えなかったあの日?
私と同じ事考えてたの?
私は、心臓がドクドクと速さをました。
一生懸命
落ち着かせながら話を聞いた。
「昨年5月くらいからリンちゃんのこと 気になって、リンちゃんが乗るホームに乗って。
君は全然気がついてなかったけど
12月事故の数日前くらいかな。。
急に急接近したって、話してたよ」
…あっ……
声にならない声が漏れた。
私は震えながら口に手をやった。
何故《好き》って伝えなかったんだろう…
もし…伝えていたら。
尋斗くんは…事故をしなかったかもしれない…。
涙が溢れて止まらなくなって
…うっ…うっ…うっ
必死に声を殺した。
彼が同じように思ってくれて…
馬鹿なのは私だ。
何にも知らないで…。
彼を責めたり、悲劇のヒロイン演じて
…
ごめんなさい…ごめんなさい…って
ありがとうって…伝えたい。
会いたい…会いたいよ…
とめどなく溢れる涙と泣き叫びたい心を
必死におさえた。
陽子が、チラリと私を見て
「あの…尋斗さんに会えませんか?」
…えっ?…
私の代わりに剛くんに話してくれたんだ。
私は、肩を震わせながら 涙で歪んでしか見えないけれど、陽子に目をやってから
剛くんを見た。
剛くんは、陽子を見たり、私を見たりしながら、少し顔を下にむけた。
ため息か呼吸を整えたのか ふーっ。と息を吐いてから、ワンテンポ置いて
また、私たちの方に顔を上げ
「…うん。尋斗も会いたいのかも…知れない。明日、また、連絡するよ」
私は、涙を拭いて目を見開き剛くんを見た。
「りんちゃん…。大丈夫?」
…うん。
震えてうまく声がでなくて
そううなずいた。
「ラインを交換していい?」
剛くんが、そういいながら携帯を取り出した。
自分では何も今はできそうにもなく
陽子に私の携帯を渡して
剛くんとライン交換をしてもらった。
「19時を回ってしまってた。ごめん。
また、僕からラインを入れるよ。
尋斗がきっと出逢わせてくれたんだ
」
剛くんの顔は
何かホッとしたかのような穏やかな顔をしていた。
「今日は、ありがとうございました!
明日、ご連絡お待ちしてます」
涙をこらえて、剛くんに精一杯返事した。
「うん。じゃまた明日」
そうゆうと剛くんは席を立ち 定員さんと何か話してから外に出て行った。
しばらく私は、呼吸を整えていた。
大きく深呼吸をしてから、陽子の方に顔を向けて
大丈夫!
とうなずいた。
陽子も軽くうなずいて、二人とも席を立った。
定員さんがそばに来て
「尋斗くんの知り合いなんだね。
今日は、来てくれてありがとう。お代は
今日は要らないよ」
「そっそんな!…だめです」
私は、鼻をすすりながら話した。
「剛くんさ、冷静よそおってるけど
かなり心痛めてたんだよな。
君があんなに泣いて、そん時の剛くんの顔。。。優しい目して、あんたを見てた。
代わりに泣いてくれた。って感じかな」
「えっ?それって?どうゆう意味?ですか?」
「しまった。余計な事ゆっちゃったかな?俺」
今日は、頭がパンクしそうで
店員さんの言葉は、ふわぁ〜と風に流されていくようだった。
「また、ミックスジュース飲みに来てね」
茶化すような口調で、
そうゆうやいなや、
私たちの背中を軽く押しながら入り口まで来て
「気をつけて帰るんだよ」
そう言って私の頭をポンポンと軽く触った。
今回は、甘えて
「ありがとうございました。
ご馳走様です。また、来ます!」
深く頭を下げ店を出た。
定員さんは、手を振り見送りしてくれた。
陽子は、そっと私の手を握りしめた。
いつもながらあったかい手。
私も 陽子の手を握り返し家へと向かった。