君にずっと恋してる〜叶わない恋だとしても〜
「二人きりになっちゃったね」
尋斗くんに話しかけながら、布団の中にあった手を握った。
「ねぇ、覚えてくれてる?私の事…
私、尋斗くんに出会って一目惚れしちゃって。尋斗くんは、もっと前から私を思ってくれていたって聞いたよ」
わたしの声は、病室の中で静かに響いていた。
「ねぇ…目が覚めて私を忘れた。…
なんて言わないでね。
目が覚めたら、一番に言いたい事があるから…
ねぇ…好きって貴方の眼を見て伝えたいんだから。
もう、春だよ。出会った時は寒かったよね。笑。
わたしは…尋斗くんを…忘れた事なんてなかったよ。
尋斗くん大好きだよ」
また、涙が出てくる。
悲しいのは家族の人。
一番家族が辛いのだから、わたしは泣いちゃダメ!
そう思うのに…。
尋斗くんの手をさらにぎゅっと強く握りしめた。
だけど尋斗くんの手は決して握り返す事はない。
そのまま、尋斗くんの腕あたりの
上布団に、顔を置いて見た。
少し、眠くなり目を閉じてみた。
すごく気持ち良くてスーツと深い眠りに誘われた。
尋斗くんに話しかけながら、布団の中にあった手を握った。
「ねぇ、覚えてくれてる?私の事…
私、尋斗くんに出会って一目惚れしちゃって。尋斗くんは、もっと前から私を思ってくれていたって聞いたよ」
わたしの声は、病室の中で静かに響いていた。
「ねぇ…目が覚めて私を忘れた。…
なんて言わないでね。
目が覚めたら、一番に言いたい事があるから…
ねぇ…好きって貴方の眼を見て伝えたいんだから。
もう、春だよ。出会った時は寒かったよね。笑。
わたしは…尋斗くんを…忘れた事なんてなかったよ。
尋斗くん大好きだよ」
また、涙が出てくる。
悲しいのは家族の人。
一番家族が辛いのだから、わたしは泣いちゃダメ!
そう思うのに…。
尋斗くんの手をさらにぎゅっと強く握りしめた。
だけど尋斗くんの手は決して握り返す事はない。
そのまま、尋斗くんの腕あたりの
上布団に、顔を置いて見た。
少し、眠くなり目を閉じてみた。
すごく気持ち良くてスーツと深い眠りに誘われた。