君にずっと恋してる〜叶わない恋だとしても〜
「俺は‥。リンちゃんの事が…好き…だよ」
「…えっ?」
好き?私の…?こと?が?
「…俺も…同じ電車に乗ってたんだ。
車両は違うけど。
だから
リンちゃんの姿は遠くからしか見えてないけど」
「同じ電車に?しっ、知らなかった」
剛くんは、静かにゆっくり
私をしっかり見ながら話を続けた。
「うん。尋斗が君の事が好きってゆって、
君と同じ車両に乗り出してさ。
俺…は、応援してた。
だけど
尋斗と、リンちゃんが、知り合いになって
嬉しそうに触れ合うのを見て…。
俺…。見たくなかった。胸が痛くて。
俺…そん時に気がついて…。
俺も…リンちゃんが好きだったって。
俺は、尋斗が告白するっていつもより
早く駅に向かった日…
事故の日…」
剛くんは、
言葉を詰まらせながら、目をうるわせているように見えた。
だんだん口調が速くなり
「俺は、最低なんだ。
あの日……。
リンちゃんと、会えなかったらいいのに…って。
リンちゃんも、尋斗を好きなんだって
側から見たらすぐわかったから…。
会えなかったらいいなんて…。
俺のせいで…!
尋斗は…事故を…したんだ!
俺の…せいで!
なのに…俺は、リンちゃんの事が
好きって、会うと気持ちが溢れてくるんだ…。
俺は…。俺は…!」
出会ってから見たことのない険しい顔で、声を荒げて
剛くんの声が病室に響いた。
外では急に雨が降り出したようで
窓に雨があたり、音を荒げてた。
私は…言葉が見つからず
黙ったまま、ただ、剛くんの話に耳をかたむけた。
マスターがそういえば
泣きたいけど泣けなかった?
代わりに泣いてくれて?
みたいな事話してた。
剛くんはずっと自分を責めてきてたのかもしれない…。
「…えっ?」
好き?私の…?こと?が?
「…俺も…同じ電車に乗ってたんだ。
車両は違うけど。
だから
リンちゃんの姿は遠くからしか見えてないけど」
「同じ電車に?しっ、知らなかった」
剛くんは、静かにゆっくり
私をしっかり見ながら話を続けた。
「うん。尋斗が君の事が好きってゆって、
君と同じ車両に乗り出してさ。
俺…は、応援してた。
だけど
尋斗と、リンちゃんが、知り合いになって
嬉しそうに触れ合うのを見て…。
俺…。見たくなかった。胸が痛くて。
俺…そん時に気がついて…。
俺も…リンちゃんが好きだったって。
俺は、尋斗が告白するっていつもより
早く駅に向かった日…
事故の日…」
剛くんは、
言葉を詰まらせながら、目をうるわせているように見えた。
だんだん口調が速くなり
「俺は、最低なんだ。
あの日……。
リンちゃんと、会えなかったらいいのに…って。
リンちゃんも、尋斗を好きなんだって
側から見たらすぐわかったから…。
会えなかったらいいなんて…。
俺のせいで…!
尋斗は…事故を…したんだ!
俺の…せいで!
なのに…俺は、リンちゃんの事が
好きって、会うと気持ちが溢れてくるんだ…。
俺は…。俺は…!」
出会ってから見たことのない険しい顔で、声を荒げて
剛くんの声が病室に響いた。
外では急に雨が降り出したようで
窓に雨があたり、音を荒げてた。
私は…言葉が見つからず
黙ったまま、ただ、剛くんの話に耳をかたむけた。
マスターがそういえば
泣きたいけど泣けなかった?
代わりに泣いてくれて?
みたいな事話してた。
剛くんはずっと自分を責めてきてたのかもしれない…。