ドS執事の甘いおしおき。
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放課後はすぐに来た。
いつもよりも早く感じた。
それだけ楽しみにしていたということかしら。
校門まであるいて行くと、制服姿の、あの日のような柊斗がいた。
「なんであなたが?」
「とてもゲーセンにはお車で行けませんのでお迎えに参りました」
「そうなんだ」
「必ず私のそばを離れないようにお願いします」
「分かったわ」
ゲーセンというものはこの学校の近くにあるのかしら。
しばらく歩くと人が多い商店街のようなところに着いた。
「ここの中にあります」
「そうなのね」
商店街には人が多くいて、様々な学校の生徒が放課後を楽しんでいた。
「柊斗、待って」
いざ商店街を歩いてみると、入り口のゲートで見たときよりも人が多くいるような気がした。
こんなに商店街って人が多いのね。
人をかき分けて必死に柊斗に付いていくけれど、柊斗は慣れているのかスイスイと進んでいってしまう。