ドS執事の甘いおしおき。
今の私に出来ることは…。
柊斗に自分の羽織ものをかけ、部屋を出た。
私がいつもより早く準備すればいいのよ!
今日はいつもより早く用意して、ご飯食べて、メイドたちに髪を結ってもらった。
自分で予定の確認もした。
何もかも完璧にして、柊斗の部屋の扉を開けると、上半身裸の柊斗がいた。
「ひゃっ…!!!」
驚いてすぐに扉を閉めた。
柊斗のお腹って、腹筋が割れてたんだ…。
なんか、いかにも男性って感じがしたなぁ。
はっ!?ダメだ、またこんな破廉恥なことを……。
「うわぁぁぁ!!!!」
「お、お嬢様!?」
私の唸り声に驚いた柊斗が部屋から出てきた。
「先程のご無礼をお許しください」
「ち、違うの!私が悪いの。ごめんなさい!私が…破廉恥だから…」