カフェから始まる恋をしませんか?
「わっ、人がいっぱいだね」
「予約してあるから入るよ」
「えっ」
俺の後ろをついて平野も店に入ってきた
席に案内されて2人お互いに向かいあって座る
「藤井くん、予約してたとは(笑)」
「迷ったんだよね、入れなかったら違う店に行くのもありかなって」
「それも楽しいよね」
「でも、暑いし(笑)せっかく足を伸ばしたから人気メニューが食べたいかなって」
「それも嬉しい(笑)藤井くんは今日はゆっくり食べてね!」
「うん!肉系にいってもいいかな?」
「(笑)早く出てくるメニューを選んでたって電車で話したんだもんね、私はやっぱりパンケーキかな」
2人は注文を済ませた
「平野は甘いもの全般好き?」
「好き……学校帰りに鈴と寄るとがっつりは食べれないでしょ?ついケーキとかになっちゃう」
俺は周りを見回した
「やっぱり男1人なんていないな(笑)」
「時間とかズラして来る人はいるかもよ、これからは気にしないで好きなものを食べるといいよ」
「うん……」