はつ恋。
「あのさ、あっちゃん」

「ん?何?」

「あっちゃんはその...柊希くんのこと、どうするの?」

「おっとー、単刀直入に聞いてきたね。さすが上級者」

「上級者なんて、そ、そんなことないよ」


全力否定をしていると、スタッスタッと上履きの音が近づいてきた。


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