はつ恋。
「日奈子、ねぇどぉしよ~」


あっちゃんが私の元へとやって来た。


「湯井は本当にあまのじゃくだよな。見た目とのギャップにびっくりだ」

「うるさいわね~。ワタシは恋する乙女なの。このガラス細工のような繊細な気持ち、あんたなんかに分かってたまるかっての!」


ということで、有馬くんには話が終わるまで中庭に待機してもらうことにした。

私とあっちゃんで話を進める。


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