はつ恋。
言葉を阻むように有馬くんは私の唇を塞いだ。
一体何度目の感覚だろう。
でも、毎回何かが違って
でもでも、毒が回って
ふわっとする感じは変わらない。
なんだろう、
この不思議な感覚。
名前なんて、つけられない。
「ごめん。やっぱ我慢出来なかった」
「我慢...して下さい。ここが苦しくなっちゃうので」
「この前言ったじゃん。もっとドキドキさせてやるから覚悟しとけって。だから、遠慮しないから。ってことで、こっからはこーして行く」
「うわっ」
指と指の隙間に入り込んで
そこから何かが巡っていく。
ううん。
何か、じゃない。
温もりだ。
有馬くんの、心の温度だ。
有馬くんはその温度で、私の心を暖めてくれているんだ。
なら、私も同じくらい、
有馬くんに熱を送ろう。
だって......
好き、なんだから。
その気持ちに正直になろう。
恥ずかしがらず、伝えよう。
今日1日、
色んな初めてを経験しながら。
*******
好き、なんだ。
*******
一体何度目の感覚だろう。
でも、毎回何かが違って
でもでも、毒が回って
ふわっとする感じは変わらない。
なんだろう、
この不思議な感覚。
名前なんて、つけられない。
「ごめん。やっぱ我慢出来なかった」
「我慢...して下さい。ここが苦しくなっちゃうので」
「この前言ったじゃん。もっとドキドキさせてやるから覚悟しとけって。だから、遠慮しないから。ってことで、こっからはこーして行く」
「うわっ」
指と指の隙間に入り込んで
そこから何かが巡っていく。
ううん。
何か、じゃない。
温もりだ。
有馬くんの、心の温度だ。
有馬くんはその温度で、私の心を暖めてくれているんだ。
なら、私も同じくらい、
有馬くんに熱を送ろう。
だって......
好き、なんだから。
その気持ちに正直になろう。
恥ずかしがらず、伝えよう。
今日1日、
色んな初めてを経験しながら。
*******
好き、なんだ。
*******