はつ恋。
「はっ、恥ずかしいから!恥ずかしいからですぅ!」


ふわぁ。

言えた...。

ちゃんと言えました...。


「顔真っ赤」

「しょうがないじゃん...」

「可愛いから撮っておこっかな」

「それは止めて...」


私が言い終わらないうちに、有馬くんは保存してある画像を漁り出した。

一部はパソコンに移したり、

ほんと犯罪行為だけど、現像しちゃったりして......

で、今は3ヶ月分くらいしか残ってない。

けど、

でも、

それでも恥ずかしいよ。

だって、本人なんだよ。

本人が目の前で私が盗撮した写真を見てるんだよ...。

あぁ、もぉ、

どうにかなっちゃいそう!


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