白夜の天使たち 〜ホストでパパで彼氏です!〜
「その前にっ♡付いて来て欲しいお店がもう一件あるのっ!レイジの友達の店なんだけど、その友達が…」

アコはレイジ君に聞こえないように、私の耳元で囁く。

「超ーーーーっ♡カッコいいからっ!(笑)」

「はーーい。はい。」

「こんな風に女友達とじゃなきゃ行けないじゃんっ!あっ……そこはホストクラブじゃないから大丈夫。ボーイズバーでもリーズナブルなお店だから、安心して。」


ははっ…アコらしい。
イケメン受信は誰よりも早い。


「でね。その友達のことを褒めるとあからさまにレイジが嫉妬するから(笑)それくらいカッコいいっ♡」

アコは小声でそう言うと…

「ねぇ〜レイジぃーーーーっ♡」とぴょこんと彼の腕にからまった。
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