白夜の天使たち 〜ホストでパパで彼氏です!〜
「あの子じゃないと思うの…。お金持ちのお客様。きっと…あの子を黙らせる為にあんな事してるっ…。」

よく分かんないけど…ややこしいよ。

「きっと…色々と面倒な子なんだと思う。」

やっぱ、私にはとっても出来ない駆け引きの世界。

「そうなんだね。恋心にお酒が入ると…面倒かもね。」

そこに…お金も絡む。

ややこしいの当たり前か。

「その点、ヒカルって…やっぱりカリスマだったんだよね〜。
オーラっていうか…存在感っていうか。
あんな事しなくても、彼が困った顔するだけで、皆んな…黙るっていうか…(笑)
大人しくなるっ。太客は皆んな彼に流れるの(笑)」

今、ドキっとした。

ヒカルって名前に…。

「心、持っていかれちゃうの…♡皆んな、彼の前だと、人差し指1本で、“ はいっ”ってなっちゃうの。
てか…そう簡単に手に入らないヒカル君だからこそ
貢いじゃうの♡あげたくなる…全部を。」
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