白夜の天使たち 〜ホストでパパで彼氏です!〜
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「橙子先生ーーーー!!煌君の着替えある?」

なつめ先生が、トイレから声を張り上げる。

「あっ。はい、あります。
あのっ!どうかしました?!」

私は慌てて部屋から隣接する幼児用トイレを覗き込む。

お隣の5歳児クラスからも入ることが出来るトイレ。

お漏らしをした煌君になつめ先生が気付いてくれたようだ。

「なつめ先生、ありがとうございます。後、私がしますから、大丈夫です!」

「そぉ!じゃぁ、バトンタッチ。
ごめんね。5歳、お散歩に出るから手伝えないけど…一人で大丈夫?」

「あっ。平気です。ありがとうございます!」
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