白夜の天使たち 〜ホストでパパで彼氏です!〜
私はなつめ先生にお礼を言うと、オシッコの水溜まりの中央に立ち尽くす煌君を見つめた。

「橙子先生…。…この子、ワザとするのよ。オシッコ…分かっててするの。」

なつめ先生は苦笑して、小声で私に耳打ちすると自分の部屋へと戻って行った。

「(笑)こぉ〜らぁ〜煌君!さては遊びに夢中になり過ぎてたなぁ〜(笑)
でも、平気っ。次は、したくなったらすぐトイレだよっ!」

私は不安そうな煌君を励ますつもりで笑顔を作った。

「違う…もん。」

「……ん?ほら、足…上げて。濡れちゃったズボン変えなきゃねっ。」

「違うもんっ!!」

「間に合わなかったの?いいよ。気にしないで!
(笑)失敗なんてみ〜んなするから。」

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