白夜の天使たち 〜ホストでパパで彼氏です!〜
相反する物が共存するテーブルに違和感を感じつつも、その違和感が愛おしくて…

私の膝にちょこんと座ってくる煌君をぎゅっと抱きしめた。

「煌のアザラシ、パパが買ってくれた。
ママの代わり…って。」

煌君は色鉛筆を変えながら、上手に絵を描いている。

「そっか…大切なぬいぐるみなんだね!」

「う〜ん。でも、煌にはパパがいるからっ。」

「パパのこと好き?」

「大好きっ。」

「うん。そうだね♡」

「煌よりパパがアザラシちゃんを抱いて寝るから…早く乾くといいんだけど。」

「えっ……ははっ(笑)そーなのっ。」

「うん、いつの間にかパパがぎゅーーってして寝てる。」

「(笑)ほ〜んとぉ!」
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