白夜の天使たち 〜ホストでパパで彼氏です!〜
「俺だって、同じだよ。好きってだけじゃ走れない。」

「ヒカル…君?」

「父親だから。」


次に向かったのは…未来の国、そこは…。


「私は……そんなヒカル君が好きだよ。
それから…煌君のことも好きだよ。」

「(笑)うん……。」

「走って…いいの?」

ヒカルはソファーから身体を起こすと私を背後から抱きしめる。

ソファーの軋む音。

レザーの擦れる音。

「俺が…走る。」

筋肉質な両腕にドキドキしながらヒカルの方へと首を回す。

至近距離で目が合うと自然に目が閉じてしまう。

照れちゃうから…

違う。  キス…されたいからっ。

ヒカルと私は、さっきのキスより激しく唇を合わせると…その先を連想させる動きで舌を絡めた。


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