白夜の天使たち 〜ホストでパパで彼氏です!〜
「ああ〜〜〜〜〜〜〜んん♡」


絶叫……かよっ!!!!

激しすぎじゃないっ!!!???


「あ……ダメ…ううっ。♡ 汚れ…ちゃう〜〜」


この場所で…この声を聞かされての妄想はエロ過ぎる……。

他人の極限の果て……うわぁっ!!!

想像したくなーーーいっ(心の声絶叫)

「あーーーーはぁ〜〜♡♡♡んーーーー♡♡♡」

私の心の絶叫とは裏腹に盛り上がるトイレの扉の向こう側に遠慮?して…全力でこの場を去ろうとした瞬間。

息が止まる。

頭の血が引く。

……イヤ?逆?

血が昇る!?



チャリンっ!!!

クルクルっ!!!


嘘っ…!少しぶかついていたリングが私の指から滑り落ちた。


指輪が大きく弧を描いて…ゴミ袋と空のビール瓶との間に滑り込むまでは、見えた。
< 23 / 417 >

この作品をシェア

pagetop