白夜の天使たち 〜ホストでパパで彼氏です!〜
「そっか…(笑)」

そう言いつつも…光留は私の手をぎゅっと握った。

「ねぇ…光留。ゆっくり…お父さんになればいいんじゃないかな。
煌君をちゃんと育てられるのかを心配している光留はもう…十分、十分にお父さんだよ。」

「やっぱ恥ずかしいわっ。手、繋ぐの(笑)」

「じゃぁ…どうしたら、伝わる?
光留に…私の気持ちどうしたら伝わるの?」

「もう…伝わってるんじゃないの。」

「………独り占めしたい気持ちだよ。」

「………………。」



この間……は…?

いつもと違う間。

光留は私を抱き寄せると額を私のおでこにくっつける。

少しイタズラに笑って…私の左耳元に唇をちかづけて……

「俺をどうする気?」
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